この記事の目次
なぜアラフォー女性が結婚できないのか?
via www.photo-ac.com
未婚とは「結婚をしていない」と言う意味ですが、ここでは国勢調査での「結婚経験がない」と言う意味合いで進めていきます。まず、40代の女性の未婚率は2010年のデータを見ると全人口の10%を超える結果が出ています。20世紀に入り女性の未婚化が倍増している原因はなんなのでしょうか?
男女別 15 歳以上人口を配偶関係別にみると,男性は,「未婚」が 1613 万1千人(15歳以上男性の31.6%),「有配偶」が 3126 万9千人(同 61.3%),「死別」が 165 万4千人(同 3.2%),「離別」が 198 万5千人(同 3.9%)となっている。
一方,女性は,「未婚」が 1272 万8千人(15 歳以上女性の 22.9%),「有配偶」が3145 万7千人(同56.6%),「死別」が 800 万4千人(同 14.4%),「離別」が 339 万1千人(同 6.1%)となっている。
未婚化・晩婚化が進む傾向にある
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女性は20代後半から結婚を意識し、周りからの視線を感じるという人も少なくありません。30代に入ると周りからも結婚している人は増え始め、未婚女性は「行き遅れ」などと悪意を込めて揶揄されるケースも見られます。しかし、近年では女性の平均初婚率が上がっており、未婚化・晩婚化の傾向にあります。
女性の社会的地位の向上
男女平等を叫ばれているとは言え、男女の収入格差にはまだまだ開きがあります。しかし、戦前戦後や高度成長期と比べて女性の社会進出や収入の増加など女性が一人で暮らしていける環境は格段に向上しました。
男性の収入に頼らなくても生活していけるという点も大きいと考えられます。
男性の収入に頼らなくても生活していけるという点も大きいと考えられます。
結婚に対する男性の理想
結婚相手を求めるのは男性も同じです。男性の理想に「年下の女性」と言うものが挙げられ、結婚相手の条件として大半の意見が聞かれます。婚活中の男性のアンケートによると「年上の女性」をNGという回答も多く見られ、同じアラフォー女性にとっては少々厳しい条件がつけられている結果となっているようです。
また、多くの男性は女性に家事や育児を任せたいと思っているものも多く、結婚を躊躇する女性には結婚後の負担を考えてしまっている人も少なくないというように見受けられます。
また、多くの男性は女性に家事や育児を任せたいと思っているものも多く、結婚を躊躇する女性には結婚後の負担を考えてしまっている人も少なくないというように見受けられます。
結婚後の経済的な不安
社会問題となっている長年に渡る日本全体の不況で社会情勢が不安定になってきています。そのため、結婚適齢期であるにもかかわらず、パートやアルバイト、派遣社員などの非正規社員と言う立場が保証されていなし状態の男女が多いと言うのも原因に挙げられます。
特に男性で職歴に乏しいものなどは低賃金下での労働で収入も多くはありません。結婚後の生活を考えた場合、子供を育てる環境どころか生活を維持することも困難だと考える女性も少なくありません。このように結婚後の不安が拭えないということも独身女性が増える原因ともなっているのです。
特に男性で職歴に乏しいものなどは低賃金下での労働で収入も多くはありません。結婚後の生活を考えた場合、子供を育てる環境どころか生活を維持することも困難だと考える女性も少なくありません。このように結婚後の不安が拭えないということも独身女性が増える原因ともなっているのです。
結婚できない一番の理由は高望み!?
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女性に限らず結婚年齢は上昇傾向にある今の日本では結婚できないということでは無いはずです。それなのに、なぜ結婚できないという女性や婚活が上手く進まない女性が多いのでしょうか?30代以上の独身女性の中には自らの意志で結婚を選択しない人も前述の理由から居るわけですが、結婚したくてもできないという女性の原因や理由について考えてみましょう。
男性に求める収入が高い
結婚相談所などに寄せられているアンケート調査では、婚活中の女性が求める男性の年収に500万円以上と言うのがあります。「500万なら普通では・・・?」と思う方は30代男性の平均年収をご存知でしょうか?実際の30代の男性の平均年収は430万ちょっとなのです。40代手前の男性の平均年収にしても499万円とわずかですが、500万にも届いていないのが実態です。
アラサー女性の平均年収は400万にも満たない人がほとんどの中、上場企業に勤めるアラサー男性でも500万に届くのはほんの一握りと言うのが現実です。しかも不況の折、非正規社員などのパート・アルバイトの中心は30代の男性と言われており、現実には年収が300万にも届かない人が多いのです。
アラサー女性の平均年収は400万にも満たない人がほとんどの中、上場企業に勤めるアラサー男性でも500万に届くのはほんの一握りと言うのが現実です。しかも不況の折、非正規社員などのパート・アルバイトの中心は30代の男性と言われており、現実には年収が300万にも届かない人が多いのです。
容姿への要求
収入以外にも容姿への要求が高いという点も挙げられます。美男でなければいけないという考えの方は仕方ないにしても、体型などの身体的特徴に関しての要求も高いことが見受けられます。頭髪、体重、身長、ある程度致し方ない部分もありますが、努力次第で改善できる要素があるものを最初から求めてしまっていることが挙げられます。
見栄を気にする
これまで挙げた点にも関わりますが、収入や見た目などは好み以外にも自分の見栄があることも少なからず影響しています。プライドの高い人ほど周りの目を気にし、相手にもステータスを求めてしまいがちです。結婚はパートナーがいてこそ成り立つ契約です。相手を尊重していなければ信頼関係を築けるものも築けないでしょう。
苦労をしたくない
結婚できないという女性の多くは自分が苦労したくないと考える人がアンケートの結果から感じられます。多くの女性が収入を求めることは結婚生活の維持と言うこともありますが、自分も働いて家計を支えるということに抵抗を持つ人が多いと思われます。
収入以外にも男性の家族との関係なども気にし、神経を使ったり余計な苦労をしたくないというのも理由に入るでしょう。40代以上のいわゆる晩婚に成功した女性の多くは生活が安定しているか、女性も仕事を持っていて自立が可能な人が多いのも特徴的です。
収入以外にも男性の家族との関係なども気にし、神経を使ったり余計な苦労をしたくないというのも理由に入るでしょう。40代以上のいわゆる晩婚に成功した女性の多くは生活が安定しているか、女性も仕事を持っていて自立が可能な人が多いのも特徴的です。
ほとんどの場合、高望みの自覚が無いのが最大の理由
アラフォー女性で結婚に成功している人は初婚だけでなく、再婚者なども含まれています。なぜ自分が結婚できないのかと言うことを考えた場合、理想の収入から考えてもやはり相手に求めるハードルが高くなっているという点が考えられます。
既婚男性を見てみるとほとんどが自分の理想に当てはまってないでしょうか?つまるところ自分の理想の男性は既に結婚しており、条件に当てはまる男性も年下の若い女性を好む傾向にあるのです。本当に結婚したいのであれば、妥協点を見つけつつ自分に最善のパートナーを探す努力をする方が良いでしょう。
既婚男性を見てみるとほとんどが自分の理想に当てはまってないでしょうか?つまるところ自分の理想の男性は既に結婚しており、条件に当てはまる男性も年下の若い女性を好む傾向にあるのです。本当に結婚したいのであれば、妥協点を見つけつつ自分に最善のパートナーを探す努力をする方が良いでしょう。